佐々木亜希子のスローシネマナイト


ニーベルンゲンの歌
第一部 ジークフリート
Nibelungen(I) SIEGFRIED

1924/ドイツ/ウーファ=デクラ=ビオスコープ作品(大正14年3月20日帝国劇場封切)
大正14年度キネマ旬報ベスト・テン芸術的優秀映画の部第四位

脚本:テア・フォン・ハルボウ
監督:フリッツ・ラング
撮影:カール・ホフマン/ギュンター・リッタウ
美術:オット・フンテ/カール・フォルブレヒト/エリッヒ・ケッテルフート
出演: 
ジークフリート...パウル・リヒター
クリームヒルト...マルガレーテ・シェーン
ブリュンヒルデ...ハンナ・ラルフ
ウーテ王妃...ゲルトルート・アルノルト
ギュンター王...テオドア・ロース
ゲレノート...ハンス・カール・ミュラー
ギゼラー...エルヴィン・ビスワンガー
吟遊詩人ヴォルカー...ベルンハルト・ゲッケ
トロニエのハーゲン公...H・A・V・シュレットウ
ミーメ、アルベリッヒ(二役)...ゲオルク・ヨーン
訓戒者...フリーダ・リヒャルト

活動弁士:佐々木亜希子

ドイツ映画史上に燦然と輝く一大民族叙事詩


【introduction】
ドイツ映画史上に燦然と輝く名作です。
ゲルマン民族の間に古くから伝わる一大民族叙事詩「ニーベルンゲンの歌」を 第一部『ジークフリート』、第二部『クリームヒルトの復讐』として、二年近い歳月をかけて製作された大作。
『死滅の谷』(1921)、『ドクトル・マブゼ』(1922)といった傑作を世に送り出し、脂がのっていたフリッツ・ラングが、夫人となったハルボウの脚本を得、世界に名だたるドイツ映画を支えていた優秀なスタッフの協力の元、見事な詩的映像美を完成させました。
主演パウル・リヒターは『ドクトル・マブゼ』に続いてのラング作品であり、彼の百本近い出演作品の中でも代表作。
ドイツ映画、否、ドイツを語る上で、必見の映画です。

【story】
古代ゲルマンの伝説である。
ネザーランド王ジークムンドは、王子ジークフリートをニーベルングに誉れ高き刀鍛冶ミーメの許に預け修業させた。
数年の後、ジークフリートは立派に業を修め、白馬にまたがり話にきくニーベルンゲンの宝を求めて出発した。途中、火龍を退治したが、その時火傷した手を唇に当てると、不思議なことに梢の小鳥の囀りを解せるようになった。 それによると火龍の血を全身に浴びれば不死身になるという。ジークフリートは早速火龍の血を浴びた。だが、菩提樹の葉が一枚舞い落ちて彼の背に付き、そこだけ血潮が付かなかった。
その後ジークフリートは、ニーベルングの族長アルベリッヒを倒して、限りない財宝と隠れ頭巾を手に入れた。
ギュンター王と会見したジークフリートは、美しい王妹クリームヒルトを見そめて求婚するが、王の重臣ハーゲン公は彼に難題を持ちかけた。ジークフリートはこれに臆せず、アイスランドの強勇の女王ブリュンヒルデと戦技を競うギュンター王を助け、彼女を破って凱旋した。
王とブリュンヒルデ、ジークフリートとクリームヒルト、二組の婚宴が開かれたが、ブリュンヒルデはジークフリートを慕っていたので王には冷たい態度をみせた。
王に頼まれたジークフリートはブリュンヒルデの心をつかもうと試みたが、結局彼女は恨み怒って王にジークフリートを殺せと囁く。王の命を受けたハーゲンは、クリームヒルトを欺いて不死身の秘密を聞き出すと、鹿狩りに事よせて彼の背に槍を投げて殺してしまった。 ブリュンヒルデは愛惜と悔恨の中でジークフリートを追って自害し果てた。
卑劣な暗殺を知ったクリームヒルトは永く呪いと復讐の誓いを立て、黙して悲しみに暮れるのであった。
(第二部『クリームヒルトの復讐』につづく.... )

※7月13日(木)カフェ・ガボウルにて続編、
第二部『クリームヒルトの復讐』を上映!
>>詳しくはコチラ

★日時:2006年6月15日(木)
開場 19:00/開演 20:00/(終了予定 22:00)

★場所:cafe gabowl(東京/外苑前)
→地図

★料金: 2,500円(前売り、ご予約
)/2,800円(当日)

★予約・問い合せ先:

メールにて下記内容をご明記の上お申し込みください。

【6/15佐々木亜希子のスローシネマナイト】
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 ※平日昼間に連絡が取れる番号
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