佐々木亜希子のすろ〜しねまナイト

『パッション』
原題:Madame Du Barry 
1919/ドイツ/パーグ=ウニオン=ウーファ作品
監督:エルンスト・ルビッチ
原案:フレート・オルビンク
脚色:ハンス・クレリ
撮影:テオドール・シュパルクール
美術:カール・マフス/クルト・リヒター
出演:
ジャンヌ、デュ・バリ夫人...ポーラ・ネグリ
ルイ15世..エミール・ヤニングス
アルマン・サン・フォワ...ハリー・リートケ
ジャン・デュ・バリ伯爵...E・V・ヴィンターシュタイン

【解説】
「映画の神様」と言われるエルンスト・ルビッチ監督のドイツ時代の代表作であると共に、ルビッチの名を世界中に広めた出世作でもある。表現主義の流行を尻目に、豪華絢爛たる貴族階級の愛欲絵巻を繰り広げたこの作品は、ベルリン最大の映画館ウーファ=パラスト・アム・ツォーの開館記念興行として登場した壮大な歴史劇でもある。
 主演のポーラ・ネグリは、無声映画末期を代表する大スターの一人。ポーランド生れの彼女は、ルビッチと組んだ『カルメン』(18)あたりから頭角を現し、ルビッチ映画に主演する度にその魅力を増していった。26年には絶世の美男スター、ルドルフ・ヴァレンチノと婚約したが、ヴァレンチノの急死によって悲劇的な結末を迎えた事は有名な話である。
 ルイ15世を演じたエミール・ヤニングスはムルナウ監督の『最後の人』(24)やディートリヒの相手役を務めた『嘆きの天使』(30)(スタンフォード監督)で殊に有名なドイツを代表する名優である。
(日本公開大正11年11月3日キネマ倶楽部より抜粋)

【ストーリー】
パリの婦人帽子屋のしがないお針子であったジャンヌに、スペイン公使の目が止まり、ジャンヌは公使の邸に招待された。アルマンという恋人がいるジャンヌであるが、彼女は入念に化粧をして公使の邸に出掛けるのだった。
 数日後、ジャンヌによって舞踏会に招待されたアルマンは、そこで彼女をめぐって公使と争い、デュ・バリ伯爵から渡された剣で公使を倒した。これを見た伯爵はすぐにジャンヌを自分の邸に連れ帰って一切のいざこざから守り、贅沢三味の生活をさせるのだった。伯爵の狙いは、自らの破産を救う苦肉の策として、宰相への工作にジャンヌの美貌を利用することだった。宰相はジャンヌを冷たくはねつけたが、その場に居合わせた国王ルイ15世が彼女に目を止めた。
 ジャンヌはルイ15世の別邸で寵愛を一身に受けるようになり、公使殺害の罪で死刑の宣告を受けたアルマンも特赦された。ジャンヌとルイ15世の仲は民衆の噂となり、これを鎮める為にはジャンヌが宮中に召されて当然の身分となることが必要だった。デュ・バリ伯爵は大金と引替えに、弟とジャンヌの結婚を仕組むのだった。
 ジャンヌ改めデュ・バリ夫人は晴れて宮中に召され、ルイ15世のもと<フランス最大の権力を持った女性>となった。彼女の命により近衛大使となったアルマンではあるが、国王の妾となった彼女を目の当りにし、彼は友人ペーユと共に反逆の心を決める...

活動弁士:佐々木亜希子

★日時:2006年5月20日(土)
開場 18:00/開演 19:00

★場所:
and ZONE (アンドゾーン)
新宿区四谷4-28-4YKBエンサインビル B1
TEL/FAX 03-3341-0849

(丸の内線『新宿御苑』駅 徒歩5分)

→地図

★料金: 2,500円(ご予約
)/2,800円(当日)

★予約・問い合せ先:
メールにて下記内容をご明記の上お申し込みください。

【5/20佐々木亜希子のすろ〜しねまナイト】
1)お名前(本名)
2)電話番号(携帯でも可)
 ※平日昼間に連絡が取れる番号
3)予約枚数

info@slowcinema.com

トップ

(c) slow cinema